トマトのヘタ - NamiSukeの気になること

ヘタなしのトマトは、ヘタありのトマトより貯蔵期間が延長できる、

25度貯蔵において、トマトの重量減少率および呼吸量はヘタなしがヘタありと同等か低く、水分含有率およびアスコルビン酸含量は、ヘタなしがヘタありと同等か高かった。さらに、カビはヘタなしでは発生せずヘタありでは発生した。

果梗やへたなどが付いている野菜は、それらを介して蒸散が行われ、レモンやナス、食用ホオズキなどでは、へたや萼の有無が鮮度保持に影響を及ぼすことが報告されている。

この研究では5度で冷蔵保存するとカビは発生せず、ヘタありとヘタなしでは鮮度等に大きな差は出なかったので、トマトを買ってすぐに冷蔵庫に入れておけばヘタについて意識しなくてもよさそう。

これは農家がトマトのヘタをのけて収穫することで消費者に届くときの鮮度をよくすることができる可能性がある。でもスーパーではヘタありの方が見た目もいいし、トマトの鮮度はヘタを見たらわかるという考えもあるので。ヘタありのトマトの方が売れるだろう。