えひめAI 納豆菌で野菜の病気対策に
えひめAIで野菜が病気になりにくくなるかも
作物に1000倍以上に薄めて散布すると病気予防、土壌改良に効果がある微生物肥料だといわれています。
えひめAI-1、えひめAI-2とは
愛媛県産業技術研究所で開発された環境浄化微生物です。
えひめAI-1は環境浄化微生物をアコヤ貝のへい死が続く宇和海の浄化や、工場排水、生活排水の発生源対策として使用できないか、という目的で開発されました。
えひめAI-1は悪臭対策、水質改善に効果があります。
https://www.pref.ehime.jp/h30103/sangiken/alls/etc/documents/ai-1.pdf
えひめAI-2は、えひめAI-1を家庭用にしたものでこちらを作物に使います。
えひめAI-2のつくり方
原液 (500ml を作る場合)
1.材料
納豆(粘液でも可)
1粒
ヨーグルト(飲むヨーグルトも可)
25g
2g
白砂糖や三温糖など
25g
水道水
450ml
2.
全ての材料をよく混ぜてからペットボトルなどの容器に入れる。
3.
30〜40度で1週間程度培養して完成
(ガスが発生するのでペットボトルの蓋は閉めない)
https://www.pref.ehime.jp/h30103/sangiken/gijutu/documents/syuseiai-2.pdf
菌系の肥料について
菌系の微生物肥料は効果が分かりにくくて胡散臭いんですが、作物の病気はイスとりゲームのような考え方だと少しはわかりやすいかも。
100コあるイスの1コや2コを病原菌に座られても病気にならないけど、これが70コ以上座られると病気になる。
だから、病原菌に座られる前に微生物肥料でイスをうめてしまって予防しようってことなので、病気が出てから使っても効果はありません。
あくまでも予防なので、やっぱり効果は分かりにくいままです!
まとめ
材料代がとても安いので、水やりや農薬やる時に混ぜてみてもデメリットはないし予防できたらいいな程度で考えてもらえたら。
ついでに
ドライイーストを増やし、最初の水をお湯に変えて24時間で作る方法もあります。